おでんの季節到来。つけだれは和からし? それとも味噌?
寒さが増してくると、つい食べたくなるのが「おでん」。湯気の立つ鍋から立ちのぼる香りに、ついつい箸が伸びてしまいます。
おでんは、地域や家庭によって具材やだしの味、さらには「つけだれ」まで異なる、とてもバリエーション豊かな料理です。
美味しいおでんの基本の作り方
おでん種の老舗メーカー・紀文の公式サイトでは、基本的なおでんの作り方が紹介されています。家庭で美味しいおでんを作るためのポイントを以下にまとめました。
手順のポイント
- 下ごしらえが大事!
- 大根やゆで卵、こんにゃくなどは、あらかじめ下茹でしておくと、だしがしみやすくなります。
- 煮る順番に注意
- 煮えにくい具材(大根・卵など)から鍋に入れ、じっくり火を通しましょう。
- コトコト弱火が決め手
- 強火で煮立てるのではなく、弱火で時間をかけて煮込むことで、素材の味がじんわりと染み込みます。
- 練り物は煮すぎ注意
- さつま揚げやちくわなどの練り製品は、煮込みすぎると旨味が煮汁に出すぎてしまいます。仕上げに加えるのがベスト。
- はんぺんは最後に
- 火から下ろす直前、2~3分前に入れて、さっと温める程度に。ふんわりした食感を楽しめます。
おでんの「つけだれ」は地域色豊か!
具材の違いと同じくらいバリエーションがあるのが「おでんのつけだれ」。地方によって味の好みも異なり、ローカルならではの味わい方が楽しめます。
| 地域 | 主なつけだれ |
|---|---|
| 北海道 | 生姜味噌、和からし |
| 青森 | 生姜味噌 |
| 岩手 | 生姜味噌、からし味噌 |
| 静岡 | だし粉(イワシの削り節や鰹節、青海苔) |
| 長野 | ネギだれ |
| 愛知 | 赤味噌ベースの味噌だれ |
| 兵庫 | 生姜醤油 |
| 香川 | 味噌だれ、からし味噌 |
| 愛媛 | 味噌だれ |
| 沖縄 | マスタード |
その他のおすすめ薬味
- 柚子こしょう:ピリッと爽やかな辛味が、練り物と相性抜群。
- 七味唐辛子・黒七味:香りと刺激が加わって味に奥行きが出ます。
- 粉山椒:鼻に抜ける香りが、だしの旨味を引き立てます。
アレンジで広がるおでんの世界
最近では、トマトやロールキャベツを入れる洋風アレンジおでんも人気。白だしベースにオリーブオイルを少し垂らすだけで、一気に新しい味わいに。
また、〆にうどんやごはんを入れて雑炊にするのもおすすめ。最後の一滴まで無駄にしない楽しみ方です。
心も体もほっと温まる冬の定番
シンプルな料理だからこそ、具材やつけだれを変えるだけで無限のバリエーションが生まれる「おでん」。その日の気分や地域の味を取り入れて、ぜひ自分好みの一杯を楽しんでみてください。
家族団らんの食卓にも、一人鍋にもぴったりの、冬のごちそうです。

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