ホームパーティーシーズン到来!センスが光るお皿選びの3つのポイント
クリスマスや年末年始など、人を家に招く機会が増えるこの季節。準備が億劫に感じることもありますが、おもてなしに使える食器をあらかじめ揃えておけば、テーブルコーディネートはぐっと楽になります。
今回は、「センスが良いね!」と褒められるお皿選びのコツを3つの視点からご紹介します。
■ おもてなしの印象を左右するのは『基本の器選び』
「お皿、グラス、カトラリー」の3つはテーブルコーディネートの基本アイテム。
この3つをどう選ぶかで、食卓全体の印象は大きく変わります。
食空間プロデューサー・山本侑貴子さん(著書『おもてなしの教科書』)によれば、
「一定のルールさえ押さえれば、誰でも洗練されたおもてなしができる」とのこと。
それでは、具体的なポイントを見ていきましょう。
1. シンプルイズベスト。柄物より『無地』が万能!
お皿を選ぶとき、つい目を引く華やかな柄やユニークな形に惹かれがちですが、それが“ごちゃつき”の原因になることも。
料理を主役に引き立ててくれるのは、飽きのこないシンプルな無地の器です。
- 和洋中どんなジャンルにもなじむ
- 色合わせ・盛り付けも自在
- 重ねて収納しやすく、省スペース
特に磁器製のお皿は、清潔感があり、食卓の統一感も出しやすいので初心者にもおすすめです。
2. カラーは「白・黒・透明(ガラス)」が基本の3色
テーブルを彩るカラーアイテムは魅力的ですが、初心者がいきなり多色使いに挑戦すると、バランスが取りにくくなります。
そこでおすすめなのが、以下の3色:
- 白:万能。どんな料理も引き立てる
- 黒:料理に高級感・コントラストをプラス
- ガラス:抜け感と季節感(特に夏場)を演出
さらに、同じ白いお皿でも丸皿・角皿などフォルムに変化を持たせると、シンプルながらも洗練された印象になります。
補足:あえて食器の色味を抑えることで、花やランチョンマット、ナプキンなどの装飾がアクセントとしてより映えます。
3. お皿はサイズ選びが重要!「21cm」「25cm」ルールを覚えよう
お皿の大きさは、見栄えや使い勝手に直結する大切なポイントです。
小さい皿をたくさん並べると、統一感がなく雑多な印象に…!
基本のサイズ目安:
- 取り皿(個人用):直径21cm前後
- メインディッシュ用:直径25cm以上
21cmサイズは、パスタやお肉の一皿料理に最適。25cm以上になると、パーティーのメインやシェア料理にぴったりです。
サイズの組み合わせ次第で、テーブルがスッキリまとまります。
■ ワンポイントアドバイス:+1アイテムで印象アップ!
もし余裕があれば、ワンプレートとしても使える大判のトレーや、和洋を問わず使える小鉢・豆皿を揃えておくと便利です。
特に豆皿は、おつまみや薬味、デザート用など多用途に活躍してくれます。
まとめ
シンプルな食器を基本に、カラーとサイズを意識するだけで、おもてなしの食卓はぐっと格上げされます。
このルールは、普段の食事にも応用可能。
いざという時に備えて、日常使いもできる“センスのいい器”を揃えてみてはいかがでしょうか。
急な来客でも慌てずに、整った美しい食卓を演出できますよ。

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